福岡・宗像紀行 その8
■東郷神社
福間海岸から宗像に向かって海沿いにいくと東郷神社がある。
日本海海戦でロシアバルチック艦隊を破った元帥、東郷平八郎祭る神社だ。
日本海海戦 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%B5%B7%E6%B5%B7%E6%88%A6
2009年11月29日より放送される「坂の上の雲」で書かれるはず…とおもいきや、
第二部2010年の放送だ。
スペシャルドラマ坂の上の雲/NHK 松山放送局|坂の上の雲
http://www.nhk.or.jp/matsuyama/sakanoue/
舞台は…日露戦争。
1904年から1905年に満州や朝鮮をめぐって日本とロシアで起こした戦争というのは
社会科の教科書にあるとおり。
1905年5月27日に対馬海峡で起こした戦いだ。
東郷平八郎 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E9%83%B7%E5%B9%B3%E5%85%AB%E9%83%8E
東郷神社 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E9%83%B7%E7%A5%9E%E7%A4%BE
マニアな追求は個別にしていただくとして(笑)、
今回よったのはこの東郷神社。
昔とった戦艦三笠。
神奈川県横須賀市にある。
日本海海戦 - Google 検索
東郷平八郎 - Google 検索
坂之上の雲 - Google 検索
しかし鹿児島出身の東郷平八郎の神社がなぜ福岡にあるのだ?
ここは一人の東郷ファン(マニア?)の熱意が作り上げた神社だ。
このマニア?の名前は阿部正弘氏。
神社を守る90歳の宮司さん(内田久美さん?)の夫???父???にあたる。*1
彼が東京大学農学部学生のときに東郷平八郎と知り合いになり、よく遊びにいっていたという。
日本海海戦の戦場である玄界灘を一望する大峰山。
津屋崎の港が一望できる。
東郷さんの功績を歴史に残したいと願い、阿部氏のふるさとの地に建てたようだ。
神社は昭和10年にたったが、それまでの阿部氏の人生も波乱万丈、戦艦を鉄クズとして売り、山林を切り開き、神社や公園、記念碑まで自費で建設、まさにマニアの鏡を超えたスケールで行動を起こした。
http://www.kyushu01.com/01/0412/0412-125.html
http://www.kyushu01.com/01/0412/0412-125.html
そして彼の意思をついだ娘、そしてその娘へとその意思はひきつがれるという。
*1:話の流れから奥さんだと思っていたけど、阿部氏が1887年生まれということを考えると122歳前後になって年齢の計算があわんのだ。だから娘さんか、息子の嫁さんか…