2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

聴性脳幹インプラント(ABI)について

私自身聴覚障害であるが、聴覚障害の知識がなかった。そのため小学校の同窓会会報に「聴覚障害の医療の情報」がのっていても、内容がほとんど理解できない、ということが多かった。 「自分の専門家は自分にしかなれない」 「何人も神の手をこえることはでき…

新生児聴覚スクーニング検査について

2006年10月21日(土) 人工内耳 −幼いサイボーグの自己決定−?( http://d.hatena.ne.jp/stshi3edmsr/20061021 )で「うっげっ!まさか!」ということで内視鏡の予約をしたその日が本日。胃カメラのんできました。自分の胃腸をみたのは初体験です。「十二指腸潰…

人工内耳 −人工内耳とのであい−6

ここまで人工内耳についての連載をしてみた。まさかここまでするとは自分では思わなかったが、「耳の障害」というものについてここまで深くしらべたのは初めてだったので、いい勉強にはなった。 ところでいろいろと書いたが、人工内耳のユーザーが知り合いに…

人工内耳 −ガイドラインとやら?

もちろんありがちな話で「安全志向」「管理主義」の日本社会だから当然あるであろうガイドラインがこちら。性同一性障害のガイドラインと同じで「小児の人工内耳適応基準」というものがあるということを知った。しかも、「見直し」が行われて今年2006年1月に…

人工内耳 −どこがつくっているの?−④

貿易関係の仕事をしている友人がいきなり「人工内耳っていくらするのだろう」と聞いてきた。あまりに唐突で答えられなかった。友人の話によると人工内耳を輸入した会社があって、その手続きの値段を聞いて「どひゃぁぁぁ(つまりそんだけ高い)」と思ったら…

人工内耳 −幼いサイボーグの自己決定−3

昨年12月につづきふたたびパラダイムシフトがおきてつらい、だるいの休職第三週目です。復職のために朝7時起床は死守してでかけられるときはでかけて状態が悪くならないように気をつけているが、いまだ昼に睡眠を確保しないと難しい状況である。そして今朝は…

人工内耳 −適用と医療費②

さて本題にもどそう。今回のテーマは「人工内耳」である。人工内耳は「侵襲型」なので一度うめこんだらはずせない。まさに「真性」サイボーグになる。なので聴覚障害者で人工内耳をつかっている人はみずからを「サイボーグ人間」として肯定的アイデンティテ…

人工内耳−人間のサイボーグ化?

本ホームページのプロフィールに書いたさとしの興味は以下のとおりである。 ※改修工事のため閉鎖中…2009.04.16抜粋: - 永遠のテーマは「人間の身体」と「科学技術」、それを作る「文化・文明」。 「人間の身体」には「性別」と「障害」も含みます。「髪や皮…

聴力支援機について

補聴支援器について説明します。あくまで私の独断と偏見です。 こっちはためせるのでどうぞ・・・。 聴力支援機について 聴力支援機の特徴 ・普通の人が使うと地獄耳 ・音をふりわけで自然になるので負荷が少ない ・機動性が悪くなる(すみません、先いって…

補聴器について

補聴器とについて説明します。あくまで私の独断と偏見です。 人によってケース バイ ケースなのでうのみにしないように。 補聴器について ウィキペディア(Wikipedia) http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%9C%E8%81%B4%E5%99%A8補聴器の特徴 ・普通の人と…

難聴の種類-さとしの難聴-

私の難聴についてまとめます。 - ・難聴の種類 - ●感音性難聴 (軽度) 平均30db欠損(普通の人の70%の聴力ということ) 高い音がだめ(50db)、で低い音(30db)がOK(女性の声がだめ) 唯一普通の人と同じに聞こえる音があるので障害者手帳はなし 感音性難聴とは…

さとしの難聴の対策方法(7か条)

カムアウトの問題は「見えない障害」であればあるほど、悩み深い問題である。 私は「聴覚障害者」であることのカムアウトはある程度必要と考えている。なぜなら「聴覚障害者」のことは健常者には「わからない」のだ。そのため周囲があれこれと悩んでしまって…