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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091127-00000026-maiall-soci
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11月27日15時11分配信 毎日新聞
<射撃場火災>韓国の病院、遺体引き取りに1000万円の保証要求 雲仙市が応じる


 韓国・釜山市の射撃場火災の被災者が入院している現地のハナ病院が、長崎県雲仙市の会社員、中尾和信さん(37)=22日に死亡=の遺体を遺族に引き渡す条件として、日本の公的機関に治療費約1000万円を保証するよう求めていたことが分かった。被災者家族に職員を同行させている雲仙市が「遺体の早期帰国が最優先」として保証に応じたが、市は「一自治体での保証は困難」として国に支援を求めている。

【写真特集】現場の状況は… そして、現地に駆けつけた家族は… 釜山射撃場火災

 雲仙市によると、入院した日本人全員について同様の要求があると言い、この日亡くなった原田洋平さん(37)についても求められた模様だ。

 今回の火災では、ツアーを企画した島鉄観光(長崎県島原市)が加入した保険から死亡補償金が支払われ次第、それを原資に同社が治療費を支払うことを病院に伝えたという。しかし病院側は民間企業の約束では不十分として公的機関の保証を求め、退院した場合も同様の保証を求める姿勢という。

 雲仙市の岩永判二・市民安全課長は「緊急事態なので保証したが、このような保証は本来国がすべきこと」と言い、県を通じて国に支援を求めている。

 島鉄観光によると、同社は今回のツアーで旅行特別補償保険に加入し、死亡は2500万円の補償金、入院は日数に応じて4万〜40万円の見舞金などが保険会社から島鉄観光に支払われる。しかし入院が長引けば保険金だけでは治療費を賄えない可能性もあり、その場合は雲仙市が治療費を負担することになる。【古賀亮至】


最初このニュースみたときにはびっくりしたよ。
「死者に鞭打つような仕打ちを!」と。


でもこのニュースをみて納得がいった。


http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091127-OYS1T00769.htm
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091127-OYS1T00769.htm

釜山火災 病院が治療費保証要求、遺体引き渡し時に

 韓国・釜山市の室内射撃場火災で、長崎県雲仙市の会社員中尾和信さん(37)が大やけどを負って治療中に死亡した際、長林ハナ病院(釜山市)が遺体を遺族に引き渡す条件として、治療費約1億2000万ウォン(約880万円)の支払いを日本の公的機関が保証するよう求めていたことが分かった。

 雲仙市は一日も早い遺体の帰国を願う遺族に配慮して応じたという。ハナ病院は27日朝に亡くなった原田洋平さん(37)(雲仙市)についても同様の措置を求めた。

中尾さんを含む雲仙市の一行9人は任意の海外旅行傷害保険に加入していなかった。 ツアーを手配した島鉄観光(島原市)は旅行特別補償保険には加入していたが、この保険では、病院側は直接保険会社に入院費を請求できない仕組みになっている。

 このためハナ病院は、中尾さんが死亡した22日、治療費の支払いを在釜山日本総領事館に要求。島鉄観光が遺族と協議。同社が、旅行特別補償保険から出る死亡補償保険金2500万円で支払うと回答したが、病院側は「すぐに支払えないなら公的機関の保証が欲しい」と話したという。

 雲仙市は、遺体の早期帰国が最優先と判断。「治療費を島鉄観光が支払うことを『雲仙市』が保証する」とする保証書を奥村慎太郎市長名で作成し、市長公印を押して同領事館を通じて届けたという。

 奥村市長は24日、外務省を訪ね、国に肩代わりを求めたが、26日、「できない」と回答があったという。

 ハナ病院によると、原田さんの場合は皮膚の移植など手術の回数が多かったため、治療費は2億ウォン(1470万円)に上った。同病院には、雲仙市の笠原勝さん(37)と島田明さん(37)の2人が入院中で、長期化すれば保険の支払額を超える可能性もある。
(2009年11月27日 読売新聞)


要は「任意の海外旅行傷害保険に加入していなかった」がポイントで、「旅行特別補償保険」を使うにしてもきちんと支払われるかの確信がもてない。病院のもちだしになるのは困る。だから、「日本の公的機関が保証してくれ」というわけだ。


これなら病院の言い分もわかる。


海外旅行傷害保険のことを考えたよ。


船便での1泊2日、北海道とか沖縄いくような気分だっただろうと思う。
あとの二人「生きるのが地獄」の日々があるかと思うが、とにかく生きて帰ってほしい。
しかし、日本に転院できるまで2、3ヶ月はかかるという。
本当に保険の支払額を超えてしまう。


海外旅行保険は2000万では足りない場合がある」
その言葉を思い出したよ。


みんなは国内旅行でも保険はいっているだろうか。


私も正直飛行機乗るときしかはいっていない。
車は車の保険、レンタカーはレンタカーの保険はいるけどね。
新幹線、ローカル線の事故はどうじゃろ。
まあ、現金買いすることがほとんどないので、カードで保証される場合もあると思うが。


旅行用の保険なんて、修学旅行か社員旅行のときしか考えていないのではないか?
こういう場合ほかの保障の「なにか」をしているといいのだけど…。


[海外保険] - さとしの哲学書簡ver3 エジプト・ヘルワン便り
http://d.hatena.ne.jp/stshi3edmsr/searchdiary?word=%2a%5b%b3%a4%b3%b0%ca%dd%b8%b1%5d


上の記事をもとに何人か、海外旅行保険の相談をうけたが、
「誰かを助けるために加入する」という気持ちではいることもわが身のためと思う。


ちなみにカード付帯の保険については…こちら。
http://www.kaigai-credit.info/ins/ho.shtml
http://www.kaigai-credit.info/ins/ho.shtml


以上。