小室哲哉逮捕

某所では1週間ぐらい前に「逮捕される」という話が流れてて、ネタかと思ったら本当に逮捕されて「いったいその情報はどこから?」と思った。やっぱそういう「何か」って動いているんだよね。


小室哲哉のプロデゥースした曲って「どこがいいの?」というぐらい好きではない。
なんであれだけもてはやされたのか、大いにギモン。


ただ身内に音楽で生計を立てようとしている人がいるのでこういうニュースは注意深くみるようにしている。
その人によれば「日本人の好きな音楽があって、それをきちんとおさえているから」といったね。
ただ、近年はそれがどうもうまくいかなくなったみたいだね。


「彼は音楽しかできず、コミュニケーション能力がない」。今回の転落もそのハンデが引き起こしたものらしい。音楽だけで食っていれば…という話。


…コミュニケーション能力なしで実業に手を出すなんて…。
そりゃコスプレの鎧きて核弾頭受けるようなもんだ。


こういうやくざな業界では生きられないぐらい幼い精神の人だったということだろう。


まあいろいろ記事をみているとはでな生活&落ちぶれ様に対してさんざん書きたたいている。最後の最後まで搾取しようというハラだろうな。まあやくざな世界ではめずらしい話ではないのだが、こうした状況に対して「100億の貯金をもって質素にくらせば」という意見も…。


うーむ。


たしかにこれはこういう激しいアップダウン経験している人でないとわからないと思うのだが。
生活レベルを落とす、というのは実は非常に難しいのだ。


というのは生活レベルというのは一種のステータス&看板、つまり「信用情報」なのだ。
生活レベルを落とすということは「信用情報」を落とすということなのだ。
だから、事業にダイレクトに影響がでる。
「信用情報」を落とさないように生活レベルを落とすとなると報道されているように280万のマンションにすんで「コンビに弁当」になる。一日1食、自炊のみ、になったらすごいがとにかくそういう見えない部分で調整するしかなくなる。実は「無理な話」なのだ。


小室氏の派手な生活だけでなく友人や知り合いなどでも経営をしている人にはよくある話。


たとえば土建屋をやっている友人の兄弟のもつ外車。
これがないと足元をみられて工事費を安く買い叩かれてしまう。


私の亡きいとこ。ブランド品で全身を固めていたが、彼の会社は宝飾関連。
安物をつけていたのではやはり「仕事にならん」。
アパレル系の仕事をしている人もそのブランドでびしっと身を固めるという。
数十万は自腹で飛ぶ。


私の祖母。そして私。「信用情報」の第一は「形を整えること」すなわち「面子が大事」。
ふところ事情がどんだけ厳しくても、ふところ事情を見せないように行動する。
私が「障害」アイデンティティをもつな、忘れろ、という理由だ。
現実問題として障害をもつということは「信用情報」からみるとマイナスでしかないからね。

海外留学の保険の見積もりをしてもらったら、聴覚障害があるから入れる保険に上限があるそうだ。
さらにたぶんマンション購入等の審査でも健常者より厳しくなるはず。
障害を抱えながらこういうハイリスク・ハイリターン生き方をしていると「健常者よりも余分に自腹切って時間やお金使わないとやりたいことができない」というしくみに気がつくね。つまり障害者が何かにトライすることは「金持ちの道楽扱いだ」。世間様にはハイリスク・ローリターンなんだろうな。最悪の場合「臓器売り飛ばす以外の回収ができない」とおもわれるのかも(毒)


まあそいつはともかく。大体大都市の「旧家」とよばれるところは「ふところ事情が厳しい」と思ったほうがいいが、「ふところ事情が厳しい」といっても信じてもらえないし、ましてや「ふところ事情」がばれようもんならあっという間につぶされる。民間の会社もそうだな…。「しのぎを削る」ってそういうことだ。国がつぶされたら困るが、そういうことも起こりえるのかな…。そしたら日本語が「公用語」じゃなくなったりしてさ。


大事なのは「形のあるものに頼るな」ということ。
100億あろうが1兆円あろうが、形のあるものはかならずなくなるのです。
年収10万だろうが、1億だろうが、そんなことは関係なくて、要は「それをどういうしくみや考え方でたたき出しているか」。それを生み出すために何を出して、何を得るか。


それを適時確認していくことだろう。
「もらうこと」だけ考えからいかん、といいうことよ。