ヘルワンろう人形館へ行ってきた。

本日は宿題がない、ということでアイン・ヘルワンのヘルワン蝋人形館へいってきた。
この50平方メートルぐらいの小さな博物館、しるひとぞしるイギリスのマダム・タッソー博物館の恐怖の館、日本の石川県小松市ハニベ巌窟院に匹敵するB級観光スポットである。


案内

マダム・タッソー
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%80%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%BD%E3%83%BC%E9%A4%A8


■公式HP
http://www.madametussauds.com/


■ハニベ巌窟院
http://www.hanibe.com/


涙を流すイクナトン像、鼻のないクレオパトラ、汗まみれの切断された四肢、無名の王女は頭を捜してさまよい、服装倒錯者のウラマーととゾンビと化したナセル大統領…。


いやいやいや、たぶん1997年にいったのが最初と思うがかなりきれいになったよ、展示が。


先の解説は以下を参照。
■EGYPT TODAY
http://www.egypttoday.com/article.aspx?ArticleID=6637


ろう人形館はヘルワンの小さな公共博物館でメトロの駅、アインヘルワンにから徒歩5分。 エジプトの歴史と伝統的なエジプトの生活様式が順番に展示されている。入場料2LE。


フセインアミン・ビカール(Hussein Amin Bikar、1912 - 2002)という肖像画家がつくった彫刻なんだそう。
彼の作品ゲジラ島にある近代美術館見ることができるそう。


フセインアミン・ビカール
Hussein Bikar
From Wikipedia, the free encyclopedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Hussein_Bikar


エアコンがないので夏の暑さにやられて蝋が溶けてしまうらしい…。
それで「恐怖の館」になってしまっていたと…。


ガイドしてくれたのでチップをあげてます…。


内容は以下。(記憶のままに)

1.イクナトン王の家族
ネフェルティティ、6人の王女、トゥトゥアンクアメンもいた…。
10年前にこれが「悲惨」だったことは覚えている…。

2.モーゼをひろうエジプトの王女
=>下に囚人となっているイスラエル人がいる。


3.クレオパトラの自殺シーン
きれいになっていた。タッソーの蝋人形とくらべてはいかんが…。


4.二代目カリフウマルの登場(家族と)
=>ウマル本人は顔を隠している。イスラームのルールである肖像の問題もあるが、ウマルの伝承では「男もベールで隠す」なんだよな。実は。たしかに文化によっては「逆転」しているところがある。

5.イスラームの始まり。コーランを読む人。


6.アラブによるエジプト征服。


7.スラヴ人の宦官バルジャワーンを刺殺する16歳のハーキム?
=>該当するモチーフがこれしか思いつかん…。
■ハーキム
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A0


8.サラディン&リチャード獅子心王


9.監禁されるルイ9世


10.イスラーム流処刑シーン


11.エジプトの田舎の家


12.エジプトの農家


13.町の様子。(二階から女性が顔を出してる。)


14.見合いのシーン(花嫁候補が別の部屋で花婿候補を吟味)


15.結婚式のシーン。


16.町のシーン2。


17.ハーレムのシーン。


18.町のウラマーにいろいろ相談。


19.マドラサ


20.ラマダン明けの祭り。
=>ファンヌースというちょうちんを操っている。
「とってもいいよ」とのことで写真撮ったが。。。


暗すぎて&いそぎすぎてぶれたべ…
恐怖の館状態…。

21.ナセル大統領の革命。

追記。思い出した、ゾシマとエジプトの聖マリアのモチーフもありました。

エジプトのマリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%B8%E3%83%97%E3%83%88%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%A2



以上〜