仕事さがし戦線異常あり。その1

●社長訪問

帰国して二週間がすぎて…さあ大変だ状態。
たぶん今の時代は関が原の合戦後の宮本武蔵状態というべきか…。


帰国して1週間。仕事さがし始動…。


帰国後即友人の会社に電話。
世話になった恩ある社長に電話をしてみる。


昨日某大手会社へ会社訪問したそうであるが、「今が一番厳しい」との話。
先月の3月で契約終了があいついだそう。


「仕事あるなし関係なく、会いたいです。」とラブコールして昼食会。
相当厳しいということがわかる。
社長自身がストレスで出社拒否状態。
なにせ顧客先の営業がすでに「うんざり」モード。
それに社長が気を使って、毎週訪問していたものを逆に2週に1回にしているとか。
通常は案件情報のメールがあって、仕事も面接までこぎつけて…が、一切ないとのこと。

さて請負業務であるが…。
IT系の正社員が「社員を遊ばすのも…」と安い単価でうけているらしい。

つまり、請負社員を出すのに単価50万とする。
ところがIT系正社員は10万。
なぜなら、あとの40万赤字になっても同じ給料払うのであれば40万赤でもいいからだ。
正社員にはある程度の給料を保証している。
払わなければいけないのであれば、
これでは請負業務部隊、「傭兵部隊」には太刀打ちできない。


また仕事は会社がもっている大きな理由は「メンテナンス・保守」。
昔私がかかわったもので「開発」は実は億単位のものもあるのだけど、「決済が1年以上おりない」。
くる仕事も「傭兵部隊」にはありえんネタが多いようだ。


たとえば「損保の業務がわかる人。腰掛の経験者はお断り」みたいな。
「つまり、業務経験重視」だ。
そんな人材、傭兵にはおりませんて。


さらに、コンサルタントとかそういう系…。
「言語がとかそういう案件がなくなったよ…。」と社長。


社長としては「何ができる」でなくて、「得た仕事をそのままいただくしか方法がない」とのこと。
「できなくてもやれるようにする」の世界らしい…。
とはいっても限界はある…。
いまだに「時代の空気が読めていない人」が関西圏に多いらしい。


社長と私で意見一致したのは
「とにかく『仕事があるはず』なのに時代の空気にびびって発注ができなくなっている」だった。
何個かの案件を「決済」にもちこめるようにメンタリングしているが、厳しいそうだ。


友人からの連絡もなし。つまり…委託案件系がかなり厳しい。
派遣と委託じゃ労働法規が違うからなあ…。
委託案件の発注は難しいということか。