だめじゃん…エネルギー枯渇(苦笑)

4月に一時帰国してから僕がやっていたことは「エンパワーメント」。
いろいろな社長さんやら営業さん、友人・知人にあって、「やれること、とれる仕事をやろう!」と声かけして、ひとつひとつの仕事に戦略ねって売り込んで。
その成果というか7月、8月は仕事して…。


さすがに9月は僕の心身のエネルギーが枯渇したのか、新型インフルではないひどい風邪を引いて寝込んでしまった。


10日以上も寝込んだのは13年ぶりかも。
青春18切符をつかって西日本まわるつもりだった。
たった1回しかつかっていない青春18切符がもったいないので、熱の下がらない身体抱えて意地で12時間かけて帰る…大変だった…。


結局起き上がったのは日曜日だったか…。


というわけで西日本おります。


僕もエネルギーがほしい…。
だが、あまりにエネルギーが枯渇していて、かかわった友人のエネルギーもぬきかねん状態になったので、引きこもり状態。
こういうときはこれが一番僕にとっては安全。
ただいま再チャージ中。やれやれだ…。


日本の状況、友人とも話をしていたが、要は「障害者/健常者」とかそんな枠ではなくて、「一億障害者状態」といいますか…。


「日本社会の潜在的不安」という障害でっせ。


まいどまいどブログで書いているように僕のビジョンは「循環する社会をつくること」「障害のない社会のしくみをつくること」なのだが、2009年の実態はその逆で「停滞する社会」「障害だらけの社会」になった気がする。


悪いときって悪いものが噴出すもので、やはりというか「隠されていた偽善」がはっきりするといいますか、やはり「障害者/健常者」の間に心理的な壁が「消えていない」ことはわかった。
やはりそれもいつも書くように「厳しい現実」ってやつだ。


その「厳しい現実」をみんなで解決できればある種の障害者問題は消えるから、とブログにいろいろ書いているが、焼け石に水
…書かれているのはほんの「氷山の一角」で実はあまりにもいろいろありすぎるのだ…。
たとえばコミュニケーション講座だって、実は「双方向の交流が成立し、」「ある程度相手のものわかりがいい」場合しか対応できていない。
それ以外の問題もたくさんあるだろう。それが多くの人間の悩みだと思うが…。
たとえば「家族は他人」と考えてきちんと礼節を守り相手を尊重する人間なんてどれだけいるのだ?
逆が正しいと考えている人なんか多くいるだろう。
それらを僕の書くスピードでは書ききるのは非常に難しい…。


こういう問題は外部だけの問題ではない。本人の心の問題もあったりする。
やはり「当たり前かもしれないが、ここまで消えていないとは」みたいなショックは6月ごろまでは感じていて、正直ひどくおちこんでいたのだけど、6月末ぐらいから元気になって「克己心」といいますか、逆境の正体が見えてくると「ちくしょう、負けたたまるか」みたいな静かなる戦闘精神でめらめらと熱い想いを想いをもやしていたのだけど、今度はその炎を消そうとされる…。


「どうしていつもこうなんだ!」とその瞬間はかなり頭きたけど、それは僕の世間や他人への期待しすぎと今は思っている。
岡山の有名人、犬養毅の「話せばわかる」をまともに信じちゃいかんな、と思う。
そのような期待がなければ「身近な人がわからない」ことにいらだつことはないだろう。
日本社会全体に余裕がない、「障害だらけの社会」というのはそういうことだ。


いつものことなんだよ…と、子供のときから自分にいいきかせ続けているのが悲しい。


いつもこういう逆境をぬけたときの方法って誰の話も聞かずに己の信じるままに行動するしかないわけで…。
それをやってきたから今の伊東聰があるわけで…。
「反抗心」と「はったり」でつっぱりとおすってやつ。
それが正しいってことがたくさんある。
ただし、基本歴史系で未知・未経験の世界というものを非常に警戒するので、飛び込む前に徹底的に調べて懸案事項をつぶす。その意味では人より臆病。
その上で飛び込んでだめだったら「だめな理由を確認して」さっと引く。
よほどのことがない限り9割以上は「だめな理由」は「だめな理由」でなくなって、解決手段に変貌するから結果は「NO Problem」。



ほかの人が実践した場合、「失敗」につながることが多いのでこれは人にすすめられない。


成功要因は「もしかしたらケーススタディ&シュミレーションの多さ」かもとは思う。
要するに「失敗しない自信がある」のだ。
なんどもシュミレーションして推敲して…歴史的にはどうだったか、友人何某だったらどう行動するか、そして伊東聰の価値にあうものを選んでカスタマイズして行動する…それが強みだが、それでも「まさか」ということはおきる。
その場合は臨機応変(ただしその能力的幅はせまい…というか選択肢は極力減らしている)


逆にこのやり方には弱点が大きく2つある。
ひとつは「新しい状況への解決手段が生み出しにくいこと」。
もうひとつは「行動前に人を説得できないこと」。


けれども「新しい状況」自体が僕にとっては「危険地帯」なのでシュミレーションが成功しない場合は手を出さない。
「説得」に関してはそれがストレスになって消耗するので「無理はしない」ということに今年した。


根拠のない自信をいやがる人は多いけれど…。しょうがないかな。


まあそんな2009年中盤でした。


2010年まであと3ヶ月しかないんだ…。われながらびっくり。


僕の年末は11月なので少し早いが「総括」して、問題解決スケジュールを練り直すか…、というのが今後2週間の予定。


というわけであらゆるものの更新滞っておりますが、がんばります。


岡山帰国したらいいことはおきていた。
僕の営業努力(?)が功をそうしたのかどうか、母の教室に新人が3人増えていた。


大きなことはできないにしてもこまめにがんばろう。
こういうのは元気でるよね。