松阪・鳥羽・伊勢＆伊那　その２ - さとしの哲学書簡ver3　エジプト・ヘルワン便り

■松阪観光
松阪といえば、松阪牛しかイメージが浮かばなかったが、実は３名の有名人がでている。

日本人の哲学心情を研究、解読不能になっていた古事記を実証的に研究、読みやすく解釈、国学の発展に寄与した本居宣長。

そして松阪もめんというブランドで今では「当たり前」と思っている「コマーシャル」「店頭販売」「現金決済主義」の商売をはじめた豪商三井高利。

そんな松阪の偉人たちを感じたたびだった。

蒲生氏郷が開いた「楽市楽座」から、商業都市として発展、江戸庶民の粋なファッションとして大ブレイクした松阪もめんを武器に江戸に支店をもつ豪商たちを数多く輩出、伊勢参りの拠点にもなった松阪。

第二次世界大戦で焼けなかったことから、往時の姿を残している。

父がとまった鯛屋旅館は創業220年の旅籠だ。
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毎年熊野・那智大社に詣でる私としては実は松阪を拠点にすることを考えていた。

これもシリーズ化するが、毎年あらゆる交通手段をつかった「トライアスロン」になってしまうのだ。
不便なのは多気以南の交通手段の悪さだ。
かなり明るいうちに那智勝浦をでないと名古屋の深夜高速バスに間に合わないのだ。
時間のロスが非常に大きい。

これを解決するのに松阪をかませたらいいのではないか、と思ったのだ。
名古屋でレンタカーを借りると渋滞のリスクが高まる。

亀山だと小さな家族経営のレンタカー屋しかない。
それはそれで便利ではあるが、時間がよめない、へたすりゃ夜遅くなる旅には不向きだ。

伊勢から借りていったこともあるが、渋滞込みで片道約６時間だった。
多気から約５時間。

松阪〜紀伊勝浦は約150キロ。
松阪…は意外によいかもしれない。

松阪城からの景色。

教会がみえる。
蒲生氏郷は洗礼名レオン。関係あるのか？ないだろうなあ。

本居宣長の家。もとあったところから移転している。