ディスレクシア・EDGE
僕の【メンター&自称僕らのいとこ】さんが少しかかわっているNPO。
ディスレクシアって知っていますか?
ニュース等ではみたことがあるけれど、当事者にお会いするのははじめてだった。
難聴者の抱える認知問題の対局にあるような障害。
この聴覚障害とディスレクシアではコミュニケーションとるの大変かもしれない…という部分もあるし、映像概念をベースにすればコミュニケーションとりやすい部分もあるかもしれない、と感じた。
認定NPO法人 EDGE(エッジ) | ディスレクシアが活きる社会に
http://www.npo-edge.jp/
ディスレクシア - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%82%A2
いろいろなタイプの人がいるのだけれど、
知的能力及び一般的な学習能力の脳内プロセスに特に異常がない。
書かれた文字を読むことができない。
読めてもその意味が分からない。
言葉を正確に文字かけない場合もある。(書字表出障害(ディスグラフィア、Dysgraphia))
簡単な計算ができない。
文字文明がでてきてからできた障害といえる。
昔こんなNHKスペシャルの番組をみた。
NHKスペシャル
http://www.nhk.or.jp/special/onair/081012.html
ディスレクシアの当事者としてジャック・ホーナー博士が有名である。
ジャック・ホーナー - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC
当事者の説明によると、
「極端な例ですが、木、林、森を理解するのにまず「木そのもの」をイメージしてから漢字へというプロセスをとるために効率的ではない。そのためにうまく文字が読めない」とのこと。
ようするに僕にとっての「翻訳プロセス」、なぞの音の配列Xを翻訳して日本語に直して理解する、みたいな余計なプロセスを経ないと文字が読めないわけだ。
特に日本語はディスレクシアの人にとってはかなり大変な言語だそう。
ちなみにここは専属のスタッフをおいて活動している。
NOP活動の中では比較的成功をおさめている団体であるとのこと。
それがなぜか、というお話も興味深かった。
以上…。