NPO法人「特定非営利活動法人」とは

NOP活動の難しさは
ほとんどの団体が本業の傍らでの活動、という
「片手間」になりがちだからだろう。


ちなみにNPONPO法人と思っている人が多いので、まとめる。


ええ、NPOってNPO法人以外もあるの?」ときかれたからさ…。


NPO - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/NPO

■広義のNPO
○利益の再分配を行わない組織・団体一般(非営利団体
○対義語は営利団体、即ち会社(会社法による)
※社団法人や財団法人、〜地域の自治会までNPOになるらしい。


■狭義のNPO
○各種のボランティア団体や市民活動団体
特定非営利活動法人


NPONPO法人にするために必要なことは、以下。

※「特定非営利活動促進法
特定非営利活動促進法 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%AE%9A%E9%9D%9E%E5%96%B6%E5%88%A9%E6%B4%BB%E5%8B%95%E4%BF%83%E9%80%B2%E6%B3%95


特定非営利活動法人 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%AE%9A%E9%9D%9E%E5%96%B6%E5%88%A9%E6%B4%BB%E5%8B%95%E6%B3%95%E4%BA%BA

<抜粋>

* 営利を目的としないこと。
* 社員(正会員など総会で議決権を有する者)の資格について、不当な条件をつけないこと。
* 報酬を受ける役員数が、役員総数の1/3以下であること。
* 宗教活動や政治活動を主目的としないこと。
* 特定の候補者、政党を推薦、支持、反対することを目的としないこと。
* 暴力団暴力団又は暴力団の構成員、若しくは暴力団の構成員でなくなった日から、5年を経過しない者の統制下にある団体でないこと。
* 10人以上の社員がいること。


僕が感じたメリット/デメリット

■メリット
ひとことでいうと…「全国規模の大きな活動がしやすい」
研究調査のための助成金の取得がやりやすい。
研究調査協力が得やすい。(社会的信用が得やすいため)
各種NPOセンターが使える。(会報印刷、会場その他…)

■デメリット
「Wワークなどの片手間ではできないため、時間/資金ともに大変」

やってもいいんだけどね…。
片手間経営…。
正社員雇用と違って罰則はないから。
でも相当精神力体力を消耗するよ…。
NPOに力いれるために会社退職した人もいる。


事務作業等の雑用が大変。
法人税等がかかるため、そのレベルの利益は必要
社会保険に加入
10名以上の社員、3名以上の役員が必要

つまり…サラリーマンの副業ではできない!
趣味の延長でもできない!


有志のボランティアに依存しすぎるために燃え尽きて
運営がうまくいかなくなった、
また単なる行政・各種機関の下請けになってしまったNPOも多い。
下手をすると「天下り」先…。


そんなんなら医療法人、福祉法人のほうがまた活動しやすいケースもあるかもしれない。


その他参考資料として…。
NPO法人設立教室(上手なNPO法人の作り方)
http://www.e-jimusyo.net/npo/