熊野の宿 椰(なぎ)

京都に戻るための紀伊勝浦からの最終電車は早い。
18時12分発。


早めにつくために15時54分に乗ろうと思い、車を走らす。


ふっと思い直す。
「もう少しゆっくりしてもいいのでは?」


湯めぐり手形を使おうと考える。
この近くの温泉は…。


熊野の宿 椰(なぎ)。
まよわずはいる。



42号から見えるりっぱなホテルだ。



ロビーもほっとする。
客がいない。



熊野詣の風景。



休憩室が独占状態だ。



窓からの景色もいい。



湯。



誰もいないので一枚。


ここも一枚。

広い風呂を独占。
景色はいいが、目線の高さに植木があって、湯につかると外がみえない。


しかし、ここにいると、
GWの分散を考えたがる気持ちもわかる。


こんなりっぱな施設がオフシーズンには客がなく、遊んでいる。
オンになったら、押すな、押すなのさわぎになるんだろう。
この状況では地方の観光都市で安定した常駐雇用は望めない。


一人ひとりの休暇が分散して、みながマイペースで旅を楽しめれば、
地方都市も安定した雇用が望めるというもの。


安定して人が来ることがわかれば、足も出せる。
(ここは車でないと基本これない。)


私が帰るときに、年配の女性が入れ替わりに入浴に来る。
夜は地元の銭湯代わりになるのだろうか。