新春ワイド時代劇 「戦国疾風伝 二人の軍師 秀吉に天下を獲らせた男たち」
◆新春ワイド時代劇
「戦国疾風伝 二人の軍師 秀吉に天下を獲らせた男たち」をみました。
新春ワイド時代劇「戦国疾風伝 二人の軍師 秀吉に天下を獲らせた男たち」:テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/gunshi/
竹中重治 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E4%B8%AD%E9%87%8D%E6%B2%BB
特にわが母は「武将にたとえたら竹中半兵衛、中国の張良」と私のことをいう。
ん????
張良はわかるが、竹中半兵衛はピンとこなくて、ドラマでなるほど、と思った。
柄本明、古谷一行などいつもいかついおっさんがやっていたじゃん。
そのイメージが強いんだよね。
本当は蒲柳の質&女性的な人だったんだね。
その意味では配役:山本耕史であっていると思った。
「女性的な人」というと日本語のイメージだとひとつしかないけれど、
アラビア語では2種類ある。
「やぎひげの男」という意味でやぎひげ=ひげが濃くない=体質的に女性的=優男、という意味なんだ。それといわゆるトランスジェンダー系の女性的、というのは種類が違うんだよね。
竹中半兵衛は石田光成と同じその前者のタイプ。
36歳で肺の病気で死んだとされているんだよね。
あ、36歳って同い年やん…。はや…。
蒲柳の質&女性的、理論を実践にうつし、あまり人に理解されにくい人というキャラはなかなか紹介される機会も少ないけれど、私としてはシンパシー感じやすくて感情移入がしやすい。
そしてもう一人の軍師、黒田孝高(如水)。
福岡県福岡市の祖である。
黒田氏ゆかりの備前福岡、つまり岡山が発祥。
如水っていうのはモーゼの後継者ヨシュアの名前なんだって。
はじめてしったよ。
いや、ドラマではなくてドラマみながら検索してた。
そうでないとテレビドラマってよくわからないんで、いつも検索しながらみている。
黒田ヨシュアなんだ…。洗礼名はドン・シメオンらしいけど。
このころ洋風名はやったよな〜。
オーギュスチン、レオン、アウグスティノ、ドン・フランシスコ、ドン・ジュスト、ジョアン…それぞれ誰かわかる???(同じ名前の人もいると思うが)
答えはぐぐるときに「武将」という言葉を追加して(笑)。
その意識としては信仰ではなくて、
「かっこいいからイケてるから採用した」、
いわゆるDQN系(ヤンキー)の流れなんだろうけど。
かっこいいから、美学にかなうから十字架をアクセサリーにしたり、
西洋風の衣装着てみたり。
(「なんか違う…キリスト教じゃない…」そりゃバテレンたちも悩むわ…)
結局日本人は本質的にあまりかわらない気がする。
明治時代〜昭和の西洋化で無理をしたところがあるとは思うが、それでも本質は変わらないと思っている。
でも明治時代の幕開けつくったのも、近代化をすすめたのも、いわゆるDQN系(ヤンキー)だし。→その感覚は東行庵@山口県いったらはっきりわかる。
竹中半兵衛が若死にして、黒田孝高がその後内容の濃20年近く生きているから、構成的にアンバランス&黒田孝高独占状態になっていた。
竹中半兵衛は本能寺の変すら迎えていない。
竹中半兵衛死後の20年はでかいもんなあ、そりゃしょうがないか〜。
久しぶりに楽しくみました。