2011年エジプト騒乱 その3
2009年にエジプトにいたとき、派遣切りで転落していた日本と比べてものすごく景気がよかった。
世界不況といわれても「?」と感じるぐらい元気だった。
しかし、2002年にエジプトにいったときにくらべて、暴力などの事件が増え、「人々の心が、マナーが悪くなった」という話も聞いた。
たびたび起こった世界市場のトラブル、そして長年おさえこんでいた問題が噴出した。
◆1月26日
エジプト大使館からデモのお知らせ届く。
1 昨日(25日)午後からカイロ中心部で行われた大規模なデモに関して、昨夜から残留していたデモ隊は、26日未明から治安部隊によってタハリール広場から退去させられました。26日午前8時現在、タハリール広場付近の交通規制は解除され、人及び車両の通行は可能となっておりますが、治安当局によるタハリール広場周辺の警戒は、継続して強化されている状況にあります。
また、昨日のエジプト国内各地でのデモ等においては死傷者がでています。
政治団体は、引き続きインターネットのフェイスブック、ツイッター等でタハリール広場などにおけるデモの継続を呼びかけていることから、デモや集会に関連した治安部隊との衝突は、今後も時間や場所を問わず突発的に発生する可能性があり、引き続き注意が必要です。
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※エルバラダイ氏
モハメド・エルバラダイ - Wikipedia
国際原子力機関(IAEA)の第4代事務局長で、2005年、IAEAとともにノーベル平和賞を受賞。
退任後は政治団体「変革のための国民協会」を立ち上げ、若者層やリベラル派から支持を得ている。<<