その4 那知大社参拝


紀井勝浦宿泊の目的は那智大社参拝。
毎年二月から四月にかけて「初詣」と称して那智大社へいって祈祷してもらう。
だいたい伊勢午前中午後移動、次の日那智大社というトライアスロンになりがち。



8時から受付が始まるがすでに先客がおられて二番目。


観光バスが殺到する前に退却するのはいつものこと。


昨年は喪だったから久しぶりだ。


はじめていったのが2000年ではじめて祈祷をお願いしたのが2003年。


その願いはかなった。


ここをはじめとする速玉、本宮含む熊野三山
国家天皇家の祭場として清浄を旨とする伊勢のアンチテーゼとして
障害者などのマイノリティを積極的に受け入れてきた場所だ。


有名な小栗法官の伝説にも法官の車椅子→いざり車という、を
交互にひいて岐阜から熊野へ向かう物語がある。


また生理がはじまってしまった和泉式部が参拝を許された。


さらに静御前が女性禁制の吉野にはいったのは
完パスのFTMは吉野山に入れる先例をしっていたからといわれる。


まそんなわけでそんな熊野を聖地とあがめての参拝、かれこれ5年以上つづけているわけで。


ここんとこの話はもう少しくわしく書いてみたいですね。