タイの幽霊物語。นางนาก NANG NAK (1999)

かなり久しぶりに映画をみた。
何で検索したのかは忘れたが、ナン・ナークという言葉がひっかかりあらすじを読んですぐようつべ検索。

タイ映画をみたのは初めてだよ。

早い話が「タイ版産女(うぶめ)」の夫婦愛物語。
タイでは実在の人物とされるほど有名な話でタイのホラー映画として作られることが多かったらしいが、この1999年の映画は「タイタニック」に匹敵する興行成績を残したとか。

http://maesai.main.jp/page013.html
http://maesai.main.jp/page013.html

プラカノーンのメー・ナーク - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%AF

舞台は19世紀なのでそんな昔の話ではない、といいつつ、日本では江戸時代。昔の民話といってもそう変わらんか。
駆け落ちで結婚したマークとナークという夫婦の物語。
ナークはもともとどこからのお嬢様らしい。(村長の娘でその家にいた庭師がマークらしい)
マークが徴兵されて戦場へ。
多くあるストーリーは夫が戦死して妻のもとへ、はあるがこの場合は留守の間に妻のナークが産褥死してしまう。
瀕死の重傷から復活したマークが家に戻るとナークが迎えてくれて…。
でも実は妻は幽霊で、その生活を邪魔しようとした近所の人々にとんでもないことが…。


たしかにモチーフは「雨月物語」の「浅茅が宿」を思わせる話だなあ。
雨月物語 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A8%E6%9C%88%E7%89%A9%E8%AA%9E#.E6.B5.85.E8.8C.85.E3.81.8C.E5.AE.BF


雨月物語のしっとり感が好きだから「はずさない」と思ってみたらよかった。
おかげですごく気分転換になったよ。
英語の字幕をよんでいるのが楽だった。
聞く、しゃべるもこんな感じだとうれしいのだけどなあ…。

産女 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%A3%E5%A5%B3


マレーシア のランスイル(Langsuyar)は知っていたのだけど、案外産目のモチーフは多いのかも。
15分割されているのでひとつづつどうそ。