人がおちたぁ!

さて2月27日の土曜日、【ネットショップ屋】のお仕事終えて、半蔵門線青山一丁目駅での電車待ち、イスにすわり、ボーといていたら目の前のホーム端を歩いていた人がふっと消えた。


「幻覚?」


いや、この世のものでない【存在】みることもたまにあるんでw。


しかしホーム上に残されたカバンが現実であることに気づき、ホームへ駆け寄る。


リアルに落ちていることを確認。


「人が落ちました!」
とさけんで、即非常ボタンを押す。


ばらばらとかけつける駅員たち。


自殺者ではなくて、泥酔したにーちゃんだったが、自力でホーム上へあがることができず、駅員三人がかりでひきあげてもらってた。


あーびっくりした。


しかし転落したにーちゃんに大きなけがはなく、私はマグロ@鉄道業界用語の【あれ】ーをみるはめにならずよかった、よかった。


マグロ (鉄道事故) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AD_%28%E9%89%84%E9%81%93%E4%BA%8B%E6%95%85%29


その日は半蔵門のりいれの東武線は終電運休、「浅草でのりかえてください」との案内がでていた。


この事故のせいではないと思うけどね。


思ったこと。


ホームから転落したら、安全地帯(退避場所)に逃げ込んで助けをもとめること。


落ちたからってすぐはいあがろうとしても、ホームの高さが微妙なので、はいあがれないのだよ。
あわてているうちに電車がきて、轢死(れきし)するんだろうね。


男性175センチとして、乳首の高さにホームがあるんじゃないか?
ホームに手をついて「よいしょ」とあがれる高さではないんだよ。(半蔵門 青山一丁目ね。)
ましてや、泥酔しているとかだと、体に力はいらないしね。
転落事故って意外と簡単におきるんだ、と思ったさ。


しかも、目撃者もとっさに行動できる人はまずいないとおもっていい。特に日本人は。
「助けることを躊躇(ちゅうちょ)する習慣がある。」私はそう思う。
「どうしよう」「ほかの人はどうする?」「かかわりたくない」と考えてしまうんだね。
一番大きいのは、緊急事態を想定して、普段行動しないので「わからない」ということか。


線路に飛び込んでまで助ける、は英雄的だが、できる人がかぎられる。
今回の場合は泥酔者。泥酔者の体はかなり重い。


できることは転落を知らせて、電車の停止ボタンをおす。
そうすると訓練された「プロ」駅員さんがくるので、あとはまかせる。


無人駅の場合はどうするか?
基本的には「事故にはなりにくい」。


だが、こういうこともある。
車イスの男性が無人駅ホームから転落、電車にはねられ即死 (名鉄常滑線 柴田駅) - ヒゲオヤヂの地下基地
http://blog.goo.ne.jp/higeoyaji0927/e/6d8ab1fb1e7999aa3c033b0186f96765

この方のブログによると「自殺」らしいけれど、実は車いすの「操作ミス」や欠陥でタイヤがとられて、また、ホームの傾斜にとられて、の転落事故もある。可能性は捨てきれない。


http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090916130.html
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20090916130.html


なんにせよ、命が助かってよかった。

<終>