2010年今年の1年  さとし個人の3大出来事

◆1位 
Windows7搭載のマシンにいじめられた。
BTO販売のマシンになかされた。
客先でのことである。

 思い起こしても、この1年そのことしか記憶にないの…ある意味。
なんのために2010年を生きていたのだろうとおもう。

 なにを考えたかとある中小企業がWindows7を導入した。
そしたらブルー画面の連発。
思いつく限りの手をうっても調査しても直らない。

 結論からいうと再インストールしかない状況であったが、
許しがでない。

マシンはともかく人間のほうが難しい。

これは周囲のエンジニア等には自己開示した話だけど、
なるほど〜〜な〜といういい勉強になりましたよ。

「システムは『人』。」
これは私の考え方ですが、まさにそれをはっきり証明した案件でした。


◆2位 
超短期案件&返事ずるずる&ドタキャンにふりまわされる。

 これも非常につらかったなあ…。

予定がたたん、でるものはでる、なので生活がなりたたん。


◆3位 
障害者手帳とった。
6級。
障害者雇用の話、いくらか紹介されたけどね…。
ミッションと条件があわない。やめた。

聴覚障害に苦しめられた。

いや、健常者にとって、
聴覚障害ってここまでひどいとおもわなかった。
やはり全体が弱ると悪いところがはっきりするね。

精神的に一番つらかったかもしれない。
一番くやしかったかもしれない。
障害者手帳とったのはそれもあるが…。

逆に正体が見えてきた。
健常者側に問題があるのに、
聴覚障害のせいにされていることが結構あるのだよ。
「それ、さとしくんが聴こえない&理解力がないんじゃなくて、
あの人はじめから5W2Hいってねーだろ、
相手がゆったつもりで思い込んでいるんだよ、
わかるわけねえ(某友人の救世主的名言)」。

また、聴覚障害の当事者が聴覚に過剰な期待をして、
無理をしていることもある。

水道を流しながら、話をされると聴こえないことがあるとははじめてしった。
広い部屋での会議はすべての会話を理解しているとおもっていた。

聴覚障害者であればあるほど、
「ごめん、今の聴こえなかった」といえないんだよ。
また迷惑かけたとおもうから。
「貸し」をつくってしまったとおもうから。

なので後半はわりきりだした。
「あーーーできねえや」みたいな。
無理すると脳がブルー画面になるとおもった(苦笑)。

耳にかかわることはアウトソースしよ、と思ったら楽になった。

それだけだった。

とにかく必死やったね。
苦手なこと、初挑戦ばかりやっていたね。

悪いこともたくさんあったけど、
よかったのは、私も周囲のみなも
時間がたくさんあったことかもしれない。

その時間でたくさん人と話をしたので、
今までたったひとりでかかえこんでたことの多くがみえてきた。

普段はみなさん忙しいので、
聴こえない私はどうしても遠慮してしまうのです。
それがこの不況で裏目にでたなとおもうし。

あとの細かいことで言えば、

・病院のシステムの引越しやった。
・たくさんの社長さんにあった。
・新しい知り合いが増えた。
・生まれてはじめて「助けて」といった。
・たくさんの友達にたすけてもらった。

とか小さな結構あります。

たくさん悩んで、それでも道がひとつしかないので、
突き進むしかなくて。
方法論としては一般的な常識からは外れているけれど、
私の現実から考えたらはずしていない。

まあ、今年後半で霧がはれてきた。
来年は面白くなりそうだね。

なんとか立て直して来年こそはいい年にしたいですね。