第13回 GID学会

性同一性障害&性別越境者の当事者&支援者&研究者の皆様、
毎年恒例のGID学会の季節が参りました。
この学会がおわれば春がきます・・・。

http://www.13gid.org/
http://www.13gid.org/

本当は毎年参加したかったが、第2回は参加せず。
第11回、はエジプトゆえ参加せず。
第12回は貧乏で北海道にいけず参加せず。

久しぶりです。

学会発表も久しぶりです。
イスラーム圏の性同一性障害、そして性別越境者」

内容は医療コーディネーター養成講座6/16]イスラーム圏のGID海外事情の焼き直し・・・のつもりが、
中東の騒乱をうけて少々構成をかえました。
ほとんどまったく新しいものになっております。

ボランティアさせていただいている「性同一性障害患者支援センター」ででてるけど、
民間研究者やっていると肩書きがないんだよね・・・。
表の顔は「IT傭兵」だし(表・・・なのか???それは!)

医療情報技師ではなんか「内容」違うし(苦笑)。
一応ベースはDSM−V、ICD10かんでます。
トランスジェンダー現象の「脱・病理化」をイスラーム視点でみるのがテーマです。
精神科領域になりますね。

20日(日)の13:50 〜14:50 一般演題5になります。

博士課程の進学ひかえているのだけど、
障害かかえながら、浪人時代から学費と医療費と生活費全部自分でやると
どうしても時間ばかりがすぎるね。。。
家1、2軒簡単にたつよ・・・。

まあ、それを「やれた」ということ自体が奇跡という意見もあって、
当然いろいろな援助もあったわけで、
本当に裸一貫だったら絶対にできない。
裸一貫でやろうとすればするほど、それをおもいしらされた35年だった気がします。
だからなんとかして途中でこけても=(博士退学)「宿題」=(入学、論文仕上)だけは果たしたいですよ。

毎年参加しては「かたぎになりたい」といいつづけて13年。
学会も13年目を迎えます。

<今年の目玉>
さて・・・えーーーー。仕事いそがしくてあまり確認できていないのだ。

1、 性同一性障害と生殖医療
やはりこれでしょうね・・・。
「父」に生物学的根拠をもとめるか?

2.トランスジェンダー現象の「脱・病理化」
たやすいようだけど、実は結構重要なトピック

3.子供の性同一性障害
これもいろいろなニュースがございました。

4.ミニレクチャーのシリーズ
これは性同一性障害の治療やサポートに必要な医学知識を医師が提供するものです。

ちょっと残念なのが、外科手術のオペの情報が一般参加者でみられなくなったことです。
視覚的問題(すぷらったな画像)と個人情報保護の観点でです。
もちろん主催の側にもこうしたニーズは承知のことです。
医学書をひもといて研究するのが当事者の「常識」という皮膚感覚から考えると大変残念な結果ですが、
公開レベルを設定するとなると確かにこの問題は難しいです。
ほとんどの手術承諾書にも「医学的研究の・・・」と明記しておりますし。
→手術手技研究会ってやつですね。

それにさわらない程度の公開はあるかと思うのですが、
岡山大学と主催であるナグモクリニックの発表ですかね。

常連さんもそれぞれ発表しております。

あと、大阪でサテライトがあります。
A会場のみですが、大阪会場でUSTREAM中継でみられます。

以上・・・。