福島原発問題ー「ただちに???」

今年の流行語に
「ただちに影響はございません」は含まれるだろうなあ…。
というほどの大盛り上がりの福島原発問題。


福島第一原子力発電所事故をみていると
ゴルゴ13の「二万五千年の荒野」を思い出す。
数あるゴルゴ13ストーリのなかの名作のひとつ。
まるで今回の展開を予言するかのような展開。
1984年、64巻第223話の作品。


詳細は以下のリンクのおまかせして…。
原発事故を予言していたゴルゴ13『二万五千年の荒野』 : カザーナ-CAZANA
http://cazana.net/archives/3166116.html


世間様では福島の原発騒動でもりあがり。
放射線に対する問題がごちゃごちゃと。
六本木から外国人がいなくなった、とか。


さとしの考えは「さわぎすぎ」という考え。
わーわー言い出したころの放射線って、
たぶん山口県
自然被爆被爆量としては日本最大だろう。
実際数値は格段に低かった。
それなのに、
まるでとんでもない細菌が発生したみたいに大騒ぎ。


なんだろう。
正直な気持ちをいうと非常にかっこ悪いし、
知性がない。品格もない。
無知のかたまり。
ヒロシマ、ナガザキの被害者を「ピカがうつる」と
差別排除したあの時代の教養と
まったくかわらないことに愕然とする。


ただ、報道なども
「なにか大事なこと隠していないか?」と思うような
違和感感じる非常にわかりにくい
思考放棄したくなるような報道であったことはたしかだ。


マイクロシーベルトからミリシーベルトへ。
ベクレルというものもでてきて「????」



…一応、放射能測定のシステムつくった人で、
短期間ですが、原発関係にかかわっておりましたが…w。


なんちゃって関係者でさえそうなのだから、
一般の人が思考放棄をして毛嫌いするのは無理もない。
どうして「7歳児でも理解できる表現で説明しないのか?」
せめて中学2年生が解釈できるレベルの言葉で。


私の卒業大学では
「7歳児でも読める論文をかけ」というのが
セオリーだった。
つまりよんでよくわからん論文は
下手な論文ということだ。


だから「なにか隠していないか?」というわけだ。
そういう情報操作をする以上、
なにが民主主義か、
お上が上から大衆を操作する
基本思考は変わっていないではないか、
と思うのだ。

ただ、実際シーベルトとベクレルの関係性を調べると
ふかーいややこしー話があるらしい。

「他人に影響を与えるほどの放射線をおびた人間はすでに生きていない」
放射能に汚染されていたら、放射能汚染を取り除くケアは必要。
しかし、被爆した場合はそれが他人に影響を与えることはない。
むしろ普通の風邪などの飛沫感染を引き起こすウイルスのほうがこわい。
にもかかわらず風邪ウイルスを平気でばらまく人はあとをたたず。
どっちのほうがリスクが高いか?
つまりはそんだけの高濃度の放射線帯びた人間は、
ゾンビかアンドロイドかと思ったほうがいいだろう。


「内部被爆」は注意。
つまり「食」に関する被曝だ。
子供に対する影響を懸念する気持ちもよくわかる。
しかしこの点に関してはまた別の問題が生じている。


私が被曝事故で一番思い出すのは
ブラジルでおきた「ゴイアニア被曝事故」
バラエティ番組で放送されたことがあるから知っている人もいると思う。
ブラジル国ゴイアニア放射線治療研究所から
セシウム137が盗難された。
いろいろな経緯をへて捨てられていたその物質を
「青い光をはなつきれいな物質」と
拾った若者が町の住民に配った。
結果250人が被曝、4人が死亡することになった。


ゴイアニア被曝事故 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B4%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%82%A2%E8%A2%AB%E6%9B%9D%E4%BA%8B%E6%95%85


http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/3_3_1.html
http://www.remnet.jp/lecture/b05_01/3_3_1.html


ブラジル国ゴイアニア放射線治療研究所からのセシウム137盗難による放射線被ばく事故 (09-03-02-04) - ATOMICA -
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-03-02-04