「エリア８８」状態…

不謹慎なのわかっているのだけど
どうしてもレーダーが反応してしまって…。

漫画よんでいるんじゃないか？というぐらいモロに
エリア８８状態のリビア情勢。
エリア８８ってこの内戦予言していたの？？？
それか、アスランってエジプトの隣国だけど、
「リビア」がモデルだったの？
（内容的にレバノンだと思っていたんだけど…）
ねー、新谷かおる先生。

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しかもしかもしかも…。
どうしてもカダフィの４男がサキにしかみえん…。

La fratrie Kadhafi et ses "guerres intestines" - L'Express
http://www.lexpress.fr/actualite/monde/la-fratrie-kadhafi-et-ses-guerres-intestines_965463.html

Mutassim Gaddafi - Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Al-Mu%27tasim-Billah_al-Gaddafi

ムアンマル・アル＝カッザーフィー - Wikipedia

★ムアタシム＝ビッラーフ
ムアタシム・ビジャールとも。

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四男のアル＝ムアタシム＝ビッラーフ (en) は、リビア陸軍少尉で、過去、父親に反乱を企てたこともある。が、のちに父親はそれを許し、現在「国家安全保障顧問」という地位にある。2009年、リビアと米国の今後の関係についてクリントン米国務長官と会談を行い父親の有力後継者として注目された。

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空軍でないだけで、もろまんまやんけ。

まあ１００万ドルでビヨンセよんでどんちゃんさわぎした、
というんでまったく同じではないが…。

というわけで彼のことを「追っかけ」しておったわけだけど、
「追っかけ」できるほど情報量はない。

以下のＨＰに７男１女の兄弟たちの写真はすべてある。
http://zangetafreh.com/?p=5444
http://zangetafreh.com/?p=5444

長男ムハンマド・カダフィは別の母（離婚した第一夫人の息子）なので、
あまり政治にはかかわっていないし、
兄弟間のなかであまり力がない。
とはいえ、リビアオリンピック委員会委員長で影の権力者らしい。
インターネットや電話などの通信系の会社を経営している。

有名な次男、セイフ・イスラム、彼は現在の夫人の息子で
「兄弟のなかでもっとも良心的・まとも」といわれて、
彼が後継者とみられていた。
しかし、リビア騒乱前に「改革派」として活動していたが、
保守派との対立で政治活動を取りやめるという展開に。
さらにリビア騒乱のときに「最後の一人まで戦う」と宣言したため、
国民を失望させた。
2010年にロシアで彼が書いた絵画の個展をやっている。

三男、たぶん一番有名だろう、アリ・サーディ・カダフィ、
サッカー選手。
ペルージャに入団、リビアサッカー協会会長。
セリエAでプレイしたこともある？？？
しかし、看板的な役割で実力はあまりなかったという話もあれば、
そこそこにはあったという話もあり。
ハリウッドへの投資事業もやっていたようだ。

四男がムアタシム。
５男のハンニバルと年齢の計算があわなかったりするので、
こっちが５男？もしくは双子？
とにかく反逆児で父に対していろんな記事を見る限り、
一番はっきりとものをいって行動するタイプらしい。
そのために９０年代にエジプトに追放されていたらしいが、
後に和解してリビアにかえれた。
その後、「国家安全保障顧問」という立場にある。
まあ、ご意見番なんだろう。

と、そのあとウィキリークスによるとコカコーラ販売の経営権をめぐって、
長男と対立、長男、四男の間で「内戦」状態になったらしい。
カダフィ大佐は仲裁せず放任、最終的に米国の仲裁でおさまったらしい。
ちなみにこの四男と七男が個人で「軍隊」をもっているわけで。

五男、三男とは別の意味で有名、ハンニバルという英雄のなと裏腹に多い
問題行動の数々。一応海運事業の担い手ではあるが、
フランス・パリでスピード違反、スイスで婦女暴行事件、
イギリスでドメスティックバイオレンス、
2010年には韓国でわがまま旅行。

六男、あまり有名ではなかったが、
セイフ・アラブ、まだ学生だったそうだ。
ドイツに留学経験のあるとのこと。
2011年4月30日夜、ＮＡＴＯ軍の空爆で死亡が報道されているが、
存在を疑問視する人もいる。
海老蔵そっくりの写真が検索されるが、
三男の若いころの写真の可能性は？
何人かの兄弟ってよく似ているんだよね…。

また、カダフィ大佐の孫も３人死亡している。
アラビア語の情報では
「プライバシーの関係であかせない」としながら、
孫の一人が「１２歳」との話なので、
セイフ・アラブ氏の子ではなく、もっと年上の兄弟の子だろう。
カダフィ大佐と妻も同じところにいたというが無事。
後日の報道で大佐夫妻と甥と姪とおしゃべりしていたとの話。
テレビ演説で停戦と交渉を呼びかけてからわずか1日以内、
これが欧米諸国のいうところの正義なのか、ひどい話だ。

七男、リビア騒乱において一番実力を行使しているのが、ハーミス。
軍隊系の経歴をつんで、ロシアにも留学している。
しかし、2011年3月20日に多国籍軍の攻撃で死亡説が流れたのだけど、
生きているっぽい。
だけど、19日にもＮＡＴＯに攻撃されているし、
軍団の内紛もあるらしいし…。

長女、アイシャ。彼女も有名。
「カダフィの娘が美人過ぎる…」じゃなくて、
イラク元大統領サダム・フセインの弁護団になるという話で有名。
もっともカダフィ大佐ににているといわれ、
後継者候補として実は…という話もある。
というのは、リビア情勢って、
カダフィ大佐まわりの問題だけではなくて
兄弟関係の争いもあるようだ。
完全に仲が悪い、まではいわないとしても、
政治政策上、ビジネス上のトラブルが多いらしい。
そんな兄弟たちをつなぎとめる役割をしているのが彼女なのだそう。
さらに体制側の士気を高める役割をしているのも彼女なのだ。

もともとリビアという土地自体が遊牧民の集まりで、
一枚岩ではない。
さらにカダフィ大佐の支持者も一枚岩ではない。
さらに感情論ではなく、政策上の意見の相違で
親子兄弟親族も一枚岩ではない。
そんなところなのだろう。

さらにプライバシーの問題なのか、
カダフィ大佐の兄弟の情報はあまり出ていないのだけど、
甥という人物の話は少なくとも３人分でているので、
カダフィ大佐は一人っ子ではないようだ。
調べてみたら、妹がいるようだ。
キレナイカのマガルバ部族に嫁いだらしい。

そっちはそっちでいろいろあるようだ。
リビアはカダフィ大佐、という
「看板」がないと危ない国かもしれない。

カダフィ大佐はたしかに政治家らしからぬ「変人」ではあるが、
指摘事項、懸案事項は間違ったでたらめなことはいっていない。
ただそれを欧米諸国や関係者がうけいれられるものではない、
というところが、難しいところだろう。
そのあたりはチュニジア、エジプトと同じに考えたらやばい気がする。

…といった背景も「エリア８８」のプロジェクト４と同じなんだよな。

「エリア８８」をリビアの予言書としてリビア情勢の将来をみたらどうなるか。

たぶんカダフィ派としてはアイシャがもちあがる可能性があるよな…。
（つまりリシャールのモデルね、ほかに該当者いないし…）
マジレスするとたぶんだんなさんが「いとこ」ってことは
敵対する部族とのクッション役もやっているわけで。
ほかの兄弟たちよりは可能性あるかもしれない。
国際社会にも顔が聞くし。
で、アイシャのもとで民主化政策をやる？？？

たぶん一部の兄弟たち（もしかしたら全員かも）
は外国外遊の楽しみがあるので
欧米ふくむ諸外国とけんかしたくないと思う。
そういう世俗の欲も停戦の願望につながりやすいと思う。

また、気が向いたら書きます。