ここのところ−近況報告

気がつけば5月になっていた。
GWになっていた。
2011年が半分近くすぎていた。


あっという間だった気がする。
なんか今年は非常にあわただしい気がする。


というか、今年の前半のキーワードを
ひとことでいうと「異常事態」


2週間に一回事件が起きている。
その事件に思うことがあって、
ブログにかこうと思っても、
伝えるべき言葉にならない。
考えているうちにまた次の事件が起きる。
その繰り返し。


なにをする気もおきず、
パソコンをみるのもつらく、
かといって、気分転換をするのもつらく。


そんな感じで数ヶ月がすぎていった。


ここ半年の間で何があったんだろう。
なにを感じていたのだろう。


私のカレンダーは11月30日が「年末」で
12月1日が「新年」だ。


その流れのとおり、
突然昨年の12月から「異常事態」が始まった。
断らないといけないほど仕事がきたのだ。
あるひとつのプロジェクトと契約した
次の日に仕事依頼の電話があったものもあった。
しかし「早い者勝ち」。
この仕事は12月から2月。
2008年以来の1ヶ月以上の仕事だった。


◆一月前半(2011/01/01-2011/01/15)
ひきうけていた岡山の仕事で障害発生。
年末年始はその仕事におわれていた。


学会参加の準備。


◆一月後半(2011/01/16-2011/01/31)。
エジプト革命
俺の魂のふるさとのエジプトで革命がおきた。
コードネーム「エジプト」とよばれるほど
エジプト=伊東聰である私としては
もうすごし丁寧にキャッチアップして
もうすこし読み応えのある記事をかきたかったのだが、
いかんせん「専業」で研究者やっているわけでないので
「無理」だった。


いまだになぞ多き、エジプト革命


宿題がある。
エジプト人の若者に「教えてくれ」といわれた課題。
「民主主義について」
「自由について」


日本は自由なのか?
日本は本当に民主主義なのか?
私の私見では残念ながら「NO」だ。
日本はいまだ全体主義の亡霊に支配されている国だ。
言論や思想の自由など実は存在しない。
しかし大多数の日本人は
この日本のあり方が自由であり、
民主主義であると勘違いしている。


◆二月前半(2011/02/01-2011/02/15)。
つづいてリビア騒乱。
「しまった、平和なうちにリビアにいきたかった。」
カダフィ大佐で有名な国、リビア
だが、美しいものを多く持つ国だ。
一度はいってみたいと考えていた。
「隣国なんだからエジプトにいる間にいけばよかったのに」
リビアの観光はややこしいのだ。
まず事前にアラビア語のパスポートページをつくらないといけないから、
日本に帰らないといけない。
予定が未定の状況ではリビア旅行の準備はできない。
そんな状況だったから。


エジプトの友人に電話する。
場所はエジプト中部アスユート。
「問題だらけだ〜!!!!!」との言。
2月3日時点で銀行も交通機関
インフラのなにもかもがとまり、
食料入手も困難。
夜間外出禁止。
もちろん勤めている大学勤務もお休み。
とりあえず預かっていたお金を見舞金として渡す。


とはいえ、
◆二月後半(2011/02/16-2011/02/28)。
旧暦??初詣は二月のさとしは恒例の紀伊勝浦に向かう。
実はまとめていないのだが、昨年11月に
紀伊半島を一周しているから、ちょっと頻繁すぎるかもしれない。
ただ、今年は勝負かける年なので現地で祈祷してもらいたいと。
しかも「半日帰り」。
いつものコースの逆で朝紀伊勝浦へ高速バス。
那智大社をまわり、伊勢神宮にまいるコース。
高速バスで伊勢を出発。


後半は学会にむけて資料作成とかそれぞれ。


◆三月前半(2011/03/01-2011/03/15)。
いわずとしれた東日本大震災
プロジェクトを二つやるはずだったものが、
一気に予定が狂ったよ。
もちろん想定外の災害にあらゆる学会が
中止・日程延期をよぎなくされた。



◆三月後半(2011/03/16-2011/03/31)。
東日本大震災の二次災害ともうしますか。
計画停電の影響っす。

左ひじの骨を骨折。
けがした当初は打撲だと考えていたが、
念のためにでみてもらったら、
「骨がない」
全治1ヶ月なんてもんではない。
かなり大事になってしまった。
幸いなことかな、参加していたプロジェクトとは
雇用契約をむすんでいた。
なので、労災がきくといくことで、
治療費はただ。
予定外の出費に頭を悩ませていたが、
これは非常にありがたかった。


◆四月前半(2011/04/1-2011/04/30)。
4月1日に入院、手術。
4月4日に仕事。
まあ、私はよくやること。


しかし、今回の場合は過労気味だったこともあり、
またここ数年でたまりにたまったストレスもあって
やはりむりがたたったのか、
手術後に自律神経ふくむ身体の状況が「暴走」してしまって、
最悪のときは「トイレにずっと引きこもっていたい」と
いうところまでおいつめられた。(つまり頻尿で出っ放し)
膿のかたまりまででたので、びっくり。
さすがに泌尿器科に相談するところまで。


まあ、感染症の一種だわな。
抗生物質と痛み止めと頻尿とめる薬だしてもらったよ。


院内感染したわけでなくて、
もともと「何か」がこわれていたところに
近況や骨折そして手術のストレスが付加され、
悪かった部分がおおあばれした、
という感じだね。

とはいえ、平日は無遅刻・無欠勤で仕事にいく、という
ペースだけは絶対にくずさず。
でも熱がでっぱなしでぐったり。
ほかのことはほとんどできなかった。
ぐずぐずぐでぐて。


◆四月後半(2011/04/16-2011/04/30)。
とにかくペースをもどそうと大学院受験の準備と
あとひとつ重要な仕事をはじめる。
これは後日報告。


実はJAVAの技術者が足りなくて人探し。
これも「異常事態」がおきていることが判明。
おいおい本当にこんな日本経営じゃ、
日本ほろぶぞ、と思うような。


しかしたまったストレス、
経済的な事情やけがで私個人のストレス解消ができず、
余計に体にきていた。
イライラしはじめていたら非常にやばい。
「一週間以内にたおれる」のサイン。
ぶったおれてしまうと回復に時間がかかるので
で、4/29、4/30は休む。
やる仕事や用事はあるからそれやっていて、
結局なにもできず。休みにもならず。
抜本的な対策をねらないとまずい。
「急」がつく予定変更がかなりストレス負荷をあげ、
体が悲鳴をあげているのがわかる。


◆五月前半(2011/05/1-2011/05/)。
五月は大体体調が悪くて倒れていることが多かったので、
むりはしないことにしているが、
今年は別件の用事あり。
それが昨日(5/6)に無事におわってほっとしているところだ。
終わりというよりはじまりでもあるから
油断はならんのだけど、
とりあえず「ひとつ終わった」。


そんな状況であと少しで今年も後半戦にはいります。