その11 エジプトの国民食コシャリ(koshari, كشاري)

本来はエジプトシリーズであるが、めしネタなので久しぶりにこちらへ。

前が10回だったのをおぼえているので11回目…。と。
残りの10回は過去ログバックアップからあげます。
おそらく帰国後に。


エジプトの国民食とされる。由来はコプト教の宗教食らしい。

■コシャリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AA

カイロの町には必ずといっていいほどあるのだが、何せヘルワンの【簡素な住宅街】なもので外食系のしゃれた店は近所にはない。なのでエジプトへきて早一ヶ月たとうというときであるがコシャリを食べたのはこれで4回目。

1回目は友人のいとこさんがつれてってくれた。
2回目はバワーブさんにデリバリーを頼んだ。
3回目はヘルワンの商店街の中にあったコシャリ屋。
4回目の今日徒歩で一時間ほどかけてメトロ Hadayek helwanへ。

そこから中心になる大通りへ出てみる。

しばらくあるくとみなれたカップと銀の器が。

さっそく依頼するが…。

「並(wasta)を2個(itonen)」っていっているのがどうしても通じないんだよな。
ほかにも必要な言葉があるのか?

wastaは通じるのだが、2個が…。
一人で買うからか?いやそうではないはず。

みせはメトロの駅をマルグ(el-Marg)進行方向左に下りて西へはいっていく。
するとカリード イブン エル・ワーリド(Khaled Ibn El Walid St)通り、繁華街の道路に出る。
その道をヘルワン方面に300メートルぐらい歩く。
橋をこえる商店街の最短にその店はある。

並で3LE、ロズ・ビ・レバン(ライスプティング)1.2LE。

1時間かけて徒歩で帰る。

往復2時間。
オレンジの生ジュース飲むのと夕食調達でちょうどいいのかも。
生ジュースはいい。天然の酵素も取れるから。
2LE。でもオレンジを相当数使う。贅沢な飲み物。

たくさんとはいかないがにじむ程度に汗をかけるのがうれしい。
しかし今日は体調が本調子じゃない。
2週間近く寝込んだからかなあ…。

これがコシャリ、シャッタ(辛ソース)、カル(酢)、そしてソース。
最近2種類つけるところが増えているらしい。

帰宅して体を洗って、ガラベーヤに着替えてさあいざ食事…。と思ったら事件発生。

手をすべらせて落としたソースが水爆弾になってじゅうたんに炸裂!

ぎゃああああああ!
白いガラベーヤが、じゅうたんが!
せっかく汚さないように気をつけていたのに!

いそいでガラベーヤを洗濯、干す。
じゅうたんも洗う。

おかげで食べられたのは帰宅後1時間になっちまったよ。。。

最近の流行なのか、スパイシーなソース。
満足のいく食べごたえ。


こうやってまぜて食べる。
中身はあげたまねぎ(ターレイヤ)、
レンズマメ、ヒヨコマメ、ご飯、
スパゲティ3種類(そば?と思うやつと長いやつと短い穴あきのやつ)。

だけどいずれも思うのは10年前に比べて米の量が減っている。
やはり穀物高騰の影響?

ロズ ビ レバンの値段がどこも確実にあがっているし。

シャッタが効いて胃がきりきりしかし心地よく痛む。
体が温まる。
でも本来は病み上がりに食べるものじゃない。
たぶん胃もたれ起こすぞ。。。

アッサラーム