伊達政宗に学ぶ 「障害者リーダー」を育てる メモ その1
いつかきちんとした記事を書こうとおもって、
メモをかいたら、そのまま1年が経過。
1年以内に書くとおもわないので一応そのまま掲載
以下
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※2010年11月27日の記事
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昨日は伊達政宗関連のものを読んでいて夜更かし。
すべてがわかっているわけではないが、伊達政宗【愛】の友人から教わったことも含めて整理してみる。
<伊達政宗の【障害】の問題>
独眼龍とよばれた隻眼のみで「たいした問題でない」と解釈されがちであるが、実はシビアなハンデがある。
1.隻眼そのものによるハンデ
戦国武将ということは今でいうとこの軍人。動的な遠近感がないために実技の学習にも困る。また、体験者でないとわからないところであるが、古傷がうずく、ということもある*1。残った左目が弱視になるリスクもあるし、おそらく視力はそんなによくないはず。
現在の隻眼の人のハンデはほとんどないとされる*2が、ある当事者が自虐ギャクとして話した話によると大変なのは「接客のシーンでのビールのつぎたし」だそうだ。隻眼で酔った状態で相手のコップにビールをつぐのは至難のわざ、だそうだ。
2.容姿のハンデ
これも右目を摘出してからは軽減したのであるが、障害にわたる強いコンプレックスになったはず。実際幼少時にはいくらかの偏見にさらされたそう*3。
3.虚弱体質のハンデ
5歳の子どもが天然痘から生還したこと自体が「奇跡の人」であるが、大病をした関係もあってとにかく虚弱体質であった。「後継者としてどうか」とみられたのもそこがある*4。
現代社会だったら、政宗と似たような職につくことは事実上不可能である*5。
*1:いろんな指摘が個人差が大きい。何にも感じてない人もいる
*2:忘れられるようなレベルに機能上の問題がなければいいが。定期的に目の奥がうずく…では本人結構つらいぞ
*3:見た目の問題はある程度「なれ」があるが、伝染病と思われてしまうのが一番大きなハンデで、そこがクリアされないと生活しにくい
*4:自分もうっかり忘れるが、大病をした人って子供のころものすごい病弱だったりする。「障害克服」以前に「大人になるまで生きられるかどうか、が重要」
*5:本人の素質の問題というよりは、社会制度的な問題が大きい。自衛官で障害者って隻眼の人でも聞いたことがない。近代だとイスラエルのモーシェ・ダヤンが最後か?でも傷病軍人で子供のときからでそのまま軍人に…ではない。