年間フリーパス おまけ

んでもって「なぜ高千穂鉄道を思ったか」と言うとだな…。


[在りし日の高千穂鉄道] - さとしの哲学書簡ver3 エジプト・ヘルワン便り
http://d.hatena.ne.jp/stshi3edmsr/searchdiary?word=%2a%5b%ba%df%a4%ea%a4%b7%c6%fc%a4%ce%b9%e2%c0%e9%ca%e6%c5%b4%c6%bb%5d


ちょっとアンテナが反応したのさ。


何にというと駅でみた広告に。


「わたらせ夢切符」。
一枚一万円で家族四人まで乗車可能な年間フリーパスってやつだ。
2006年で終了しているのだが、まだ張ってあった…。


「ん?」


すごい「違和感」感じたよな。


「これ、赤字にならんか?」


通勤、通学定期券より安いから「わたらせ夢切符」変えてしまったら利益率を下げてしまうのではない?


案の定そうだった。


「いったいこの企画どういうコンセプトでつくってみたんだろう」とおもってみると。


http://gekisaka.at.webry.info/200701/article_1.html
http://gekisaka.at.webry.info/200701/article_1.html


2005年09月: あなたの知らない方が良かった世界
http://kaisendon.seesaa.net/archives/20050906-1.html


抜粋。

しかも、通勤定期の客がこぞってパスに移行すると推測されるとなると、単純に5000人は集めないとスタート時からマイナスになってしまうのだが、大丈夫なのだろうか?
少なくとも観光客限定にするとかしないと、新規の顧客開拓に結びつかないと思うのだが…


つまり5000枚以上「売れれば黒」になる予定だったんだなあ。
一万円は桐生−間藤だったら5回乗れば採算はあるのだけど…。




http://www.maebashi-it.ac.jp/~yuzawa/paper%20ohba%20sotuken.pdf
http://www.maebashi-it.ac.jp/~yuzawa/paper%20ohba%20sotuken.pdf



http://kishatabi.jpn.org/log/eid2875.html
http://kishatabi.jpn.org/log/eid2875.html

2008年度と2009年度に赤字額6000万円以内


むう。


地元住民の「足」としてという考えでは「車」を使ってしまうから難しいだろう。


和歌山電鉄のようなキャラクター&物品戦略は難しいだろうな。
これという「ウリ」がない。
和歌山電鐵 貴志川線 猫のスーパー駅長「たま」とおもちゃ電車といちご電車
http://www.wakayama-dentetsu.co.jp/


足尾の世界遺産登録戦略もあるが。
当面の戦略として。


観光資源としてみた場合、どうだろうか。
キーワードは「長距離散策」「ハイキング」「サイクリング」だろうな、と思う。


僕は…結論からいうと「たびたびきてみたい」と思う。
都心を逃げたいときの長距離散策にはいいのかな?と思う。


自転車用列車の案は多くだされているようだ。
あと、駅ごとに乗り捨て可能なレンタサイクル、もしかしたらレンタルバイク?みたいな。


もちろん温泉施設の水沼は汗をながすのに重要。


ただ問題はわたらせ渓谷鉄道にいたる「足」かもしれない。
実は「群馬に行こう」と思うまでわたらせ渓谷鉄道の存在には思いがいたらなかった。


わたらせ渓谷鉄道」の名は知っているが、どこ?みたいなところもあるかも。


また足尾という観光地は通常「日光見物」のオプションとしていくことが多いからなかなかわたらせ渓谷鉄道までいかないのだろう。


さらに都心からいく「足」が…。
たとえば私がやったように東武鉄道のフリーパス。2350円。
これは相老で接続するから便利だ。


しかし東京西、新宿方面からいく場合はどうだ?
JRのホリデーパスを使うとする。
接続は「両毛線」だろう。しかし両毛線にのるためには小山での乗り換えしかない。
小山−桐生の950円が別に必要になる。


うーん。まんどくさ。


でもそういうの考えるの好きだから考えると、日光観光のオプションになっている…。
わたらせ渓谷鉄道→足尾→日光というコースはなんかない?
地図なんかでみると中禅寺湖なんか足さえあれば目の前なんだよなあ。


そうすると日光のおまけではなくて、「わたらせ渓谷鉄道→足尾」を楽しんでかえる。
日光側からわたらせ渓谷鉄道に乗ることはまず考えにくい。(どこでおりてどうする?)
だから逆にわたらせ渓谷鉄道経由で日光にいくわけだ。


わたらせ渓谷鉄道から日光ぬけるラウンドツアーなんかあるといいのかな?
わたらせ渓谷鉄道までツアーバスが案内して、足尾探索後に拾って日光へ。


個人プランのツアー企画を鉄道ファンに募集してコンテストやったらどうだ?
わたらせ渓谷鉄道」をつかって企画つくって、それを公開。
公開したやつはアイデアとして自由に使える。


熊野古道のハイキングコースのようなやつ?
あれだとリピートしたくなるじゃん。


みえ東紀州 熊野古道 伊勢路:コース紹介
http://www.kumadoco.net/kodo/course/index.html


伊勢路コースだけでも23回はリピートしないとクリアできんじゃん。


「渡良瀬渓谷を歩こう!」で各駅に最低1つプランつくれば。


「わたらせふるさとウォーキング」ってやっているみたいだけど。
個人がきままにクリアしやすい「遊び方」提示かな。


小さい会社だからファン主体の企画ができそうな気がします。


以上…。