生と死を考える

ナガサキ、永井隆博士のこと

私は図書館の成人の部デビューでよんだ 最初の一冊を本を今でも覚えている。 10〜11歳のころだったと思う。 この子を残して(四六判)作者: 永井隆出版社/メーカー: サンパウロ発売日: 1983/07/04メディア: ハードカバー クリック: 1回この商品を含むブログを…

HIROSHIMAは還らない

昔友にたずねたことがある。 HIROSHIMAの文化は永遠に失われたのか?今のHIROSHIMAは生粋のHIROSHIMAではないだろう、と。 紙屋町のあたりは「職人の町だったらしい」友はそう教えてくれた。私の脳裏にあったのは。あの日のこと。 1945年8月6日。 戦時中とは…

本家の伯父に思う

本家の伯父の三回忌だった。 2年前「年を越えられないかも」と弱音をはいたそのまま12月18日0時に逝去。 72歳。ちょうど一年前に母である祖母を見送ったあとにまさに「母のあとを追うように」ってやつだ。 迎えにきたのかなあ。 娘の花嫁姿をみられたの…

祖母(父方)の人生

12月30日に92歳で永眠した私の祖母。「ひとつの時代が終わった」という感じがある。 年末年始は葬儀ができなかったので5日通夜、6日葬儀だった。 いただいた戒名をみてびっくりした。秀吉妻「ねね」さんと同じ院号。 生前「ねねさんみたいだ」なんていって…

あの日同じ空を飛んでいた…日航機123便墜落事故

自伝には軽く書いたあのことをいつかきちんとかいてみよう、とずっと思っていた。あの事故、1985年8月12日に起こった日本を震撼させた事故のことである。おそらくあの事故が私の哲学に影響を与えていることは間違いない。あの日以来、私の死生観ががらりと変…