【美形】わたしが思う独断と偏見的「美形」2

[姫の国の男談義]日本人男性の魅力〜永遠の美少年系中年男子 - さとしの哲学書簡ver3 エジプト・ヘルワン便り
[姫の国の男談義]【美形】わたしが思う独断と偏見的「美形」 - さとしの哲学書簡ver3 エジプト・ヘルワン便り

1.絶対基準で「美形である」と感じるタイプ
2.自分がモデルとするべき「美形」と感じるタイプ
3.自分と対角線上にある「美形」と感じるタイプ
4.「美形」とはいえないが「いい男」と感じるタイプ

1.のタイプが上司&目上の人につくと、
恋をするように仕事に情熱を傾けて
仕事ができるようになると思う(爆)。


部下&目下につくと扱いが非常に難しい。
「ビジュアルくんを応援して育てたい(はあと)」な
私でも非常に「困った」この手の経験談はまた後日。


だが、いずれにせよ、日本人は1.のタイプが好きで
男子だけではなくて女子にも求めてきたのではないかなと思う。


そういう日本人独特の美少年愛
就職活動時の「新卒信仰」
ダイレクトに反映していると私は考えている。
「新卒制度をやめろ」という意見は多いが、
新卒制度をやめて、欧米基準にするのは
数千年の伝統およびDNAにきざまれた
日本人の性愛的メンタリティからし
「不可能に近いかも」とも感じる。


もしもそれをやるのであれば、
それは日本という文化を捨てろというのに等しい。


日本という文化を捨ててしまえば、
日本は世界と戦えるものを何ももたない。


慎重にあれ。


◆2.自分がモデルとするべき「美形」と感じるタイプ
このあたりは「選ぶ人のキャラクター」がものすごくでる。
こういうのは「本人の素材」に近いというのは
あるかもしれない。


本人の「こうありたい」という願望とかね。
こういう対象をもっている人は「幸せ」だと思う。
「学ぶべき」対象をもっているということだから。
「どうせ俺なんて」と思っている人は
発想が自己完結するから、人間として成長しにくい。


1.沢田研二

沢田研二 オフィシャル
沢田研二 - Google 検索

魔界転生 [DVD]

魔界転生 [DVD]

古代エジプトが好き、という理由のひとつに
「化粧男子」が好き、というものがある。
「化粧男子のポイントは何か」


アイシャドウ、である。


そのアイシャドウ男子の代表といえば、
やはり沢田研二だろう。
ヴィジュアル系の元祖といわれる。
歴史的には丸山明宏(美輪明宏)がそうらしいが、
どうなのだろう。
系譜が違うのかもしれない。


「ああ、現実にアイシャドウ男子いた。うれしい。」と
子供心に思った。
今年代を確認してみると、
ヴィジュアル系な彼の活躍時期が
私の幼稚園〜小学校低学年だから
たしかに影響はあったといえる。


しかし、問題があった。

母に「沢田研二がすきだ」といったら、
「気持ち悪いから嫌い」と全否定されてしまった。

聴覚障害でほかの人間関係をつくりにくかったこともあって、
「好きなものを好きといえない」
「自分の気持ちを人に伝えない」性格をつくってしまった。


子供には影響がでかい。


2.櫻井敦司

BUCK-TICK Official Website
櫻井敦司 - Google 検索


「彼みたいになりたい」と思った、という点では、
BUCK-TICK櫻井敦司はだんとつだなあ〜と思う。


櫻井敦司 写真集「SACRIFICE」

櫻井敦司 写真集「SACRIFICE」

きっかけは薬で逮捕された今井寿が復帰して
久しぶりに出た歌番組。


長いストレートの黒髪、
妖艶で悪魔的な雰囲気、
赤い唇。
もちろんアイシャドウ男子。

80年代ジャニーズを中心とした
さわやか系の男子にへきえきしていた。
(とにかくあのころの人生にいろいろあって、大嫌い)
そんな時代に彼がでてきて私はすごくほっとしたのさ。


だけど彼もいとこの姉には「きもい!」といわれてしまったな〜。
(がっくし…。これも中学生にはきつい…)
ますます自分の「好きだ」がいえなくなってしまった…。


のちにとある友人がいうには
「Xjapanは女性好みのヴィジュアル系バンドだけど、
 BUCK-TICKは男性ファンが多いヴィジュアル系バンドなんだよ」


そうなのか〜。


ちなみに人生でコンサートなるものにいったのは
たった1回このバンドのみ。


3.IZAM

IZAMオフィシャルブログ「東京STYLE1972」Powered by Ameba
IZAM - Google 検索


SINGLE BEST SHAZNA & IZAM

SINGLE BEST SHAZNA & IZAM


IZAMも1972年…。僕らの世代になるんだなあ。
彼の系譜は先のふたつと違って、
むしろ「中性男子系美少年」、
トランスジェンダーの文脈で語られることが多い。

1950年代の美輪明宏
1970年代のピーター。

そして1990年台のIZAM。
2010年は誰?

2010年はもう「中性男子」が大衆化してしまって、
さらにトランスジェンダーノーマライズ化によって
たぶん「中性男子」が「特別」だった時代の
最後の美少年かもしれないね。


ちなみにはるな愛も1972年でしょう?


ニューハーフの世界でも
ポストはるな愛が誰か、と考えたときに、
ぱっと思い浮かばないものなあ〜。


椿姫彩菜ちゃん(1984年)にしても
佐藤かよちゃん(1988年)にしても
「普通の女の子」だもんなあ。


2000年代って時代の転機なんだろうなあ。


同世代である彼の時代、ビジュアル系にとっては
食うための「仕事」というものがなくて、
辛さをなめた時代ではあったと思う。
彼も一時期にニューハーフとして
働いていた時代があるらしい。

この時代、こういうくらい話をよく聞いた。
2010年台の「今」でも気になるところではある。


このころも厳しかったが、今はもっとひどい。
すくなくとも俺が今の時代に「新卒」だったら、
果たしてまともに仕事させてもらえたかどうか疑問である。